工程2:洗浄 作品の表面をきれいにする

作品の表面処理〜洗浄
表面の処理
絵の劣化がひどい場合は、これ以上劣化が進行しないように絵具の剥落を接着剤で固着させたり、画面全体を水で取り除ける糊のついた不織布で一時的に固定したりします。
ブラシ等を用いて、できるだけ表面のホコリや物理的汚れを取り除き、乾式洗浄(ドライクリーニング)します。
また、基底材の補強時に表面の影響を考慮し、和紙と接着剤などで表面全体を保護します。
また、基底材の補強時に表面の影響を考慮し、和紙と接着剤などで表面全体を保護します。
絵を木枠から外す
傷んだ絵はたいていキャンバスがでこぼこしているので、それ
を平滑にするためにも、いったん木枠から外します。木枠の劣
化や反りなどの変形が著しい場合は、絵を支えきれないので、
木枠を修理または新調します。
木枠の奥や、キャンバスの裏側についているよごれを洗浄します。
適度な水分と熱を加えた後で圧力を掛け、キャンバスを平滑にします。
凹凸がひどい場合にはホットテーブルを用います。
凹凸がひどい場合にはホットテーブルを用います。
キャンバスの劣化が著しい場合、裏側から新しいキャンバスを当てて補強し、木枠に張り直します。
張りなおすための充分な余白がキャンバスに無い場合は新たに別のキャンバスを継ぎ足します。
張りなおすための充分な余白がキャンバスに無い場合は新たに別のキャンバスを継ぎ足します。
裏打ち終了後、表面の保護を解除し、表面のクリーニングを行います。使用される溶剤はあらかじめ耐溶剤試験に基づき決定されます。
年月の積み重ねで表面に付着したよごれや絵具の上に塗ったニスが変色し、画面の本来の 色合いをくすませている場合があります。
年月の積み重ねで表面に付着したよごれや絵具の上に塗ったニスが変色し、画面の本来の 色合いをくすませている場合があります。














